お気に入りのスニーカの靴底に穴があいちゃった!
自分で直せるのかな?
お気に入りのスニーカーの靴底に穴が空いたので、靴の補修剤を使い補修してみました。
初めてだったのでうまくできるか不安でしたが、思っていたより綺麗に直せました。
そこで、「補修した方法」や「実際に補修して気づいたコツ」などをご紹介してみようと思います!
ご自身で行うときの参考にしてみてくださいね。
工作をしているみたいで、楽しかったです!
使った靴補修剤は「シューグー」
今回使ったのが、靴補修剤の「シューグー」という商品。
Amazonで1.118円(2024.3.31時点)で購入しました。
色はナチュラル。
内容量 | 100g |
色 | ブラック、ホワイト、ナチュラル |
硬化時間 | 薄く塗った場合(2~3mm) 約12時間 少し厚く塗った場合(5~8mm) 約24時間 |
シューグーは誰にでも簡単に使用できる“靴の補修剤”です。
日本国内では1978年より発売され、長く愛用され続けております。
特徴は約12時間から24時間で硬化し、乾くと合成ゴムになります。
シューグー公式サイト|https://www.shoegoo.co.jp/
補修するスニーカー
1年半ほど履いているものです。
左右どちらも踵部分がすり減ってしまい、穴があいてしまいました。
穴の補修と踵のすり減り修正をしていきます。
用意するもの
ヤスリとヘラはシューグーのパッケージに付属しているので、用意する必要はありません。
補修完成までの過程
手順① 下準備
汚れてもいい布で、補修する箇所の汚れを落とします。
さらに、補修剤が流れても大丈夫なようにマスキングテープを貼ってみました。
大きな穴が空いています。雨の日は履けない状態……
手順② 補修箇所にヤスリをかける
どのくらいヤスリで削れば良いのかわからないので、靴の汚れが薄くなり、表面の削りくずが出るくらいまで行いました。
写真の右側が削った後です。
汚れが取れて白くなっているのがわかりますね。
手順③ 1回目の塗布
初めて補修剤を塗布し、ヘラで平らにしていきます。
剥がれている部分の下には、補修剤が入りにくいです。
爪楊枝で中まで液を入れ込み、押さえつけるようにしました。
15分後…
穴部分が凹んできたり、剥がれている部分が浮いてきたりしてしまいました。
手順④ 2回目の塗布
2回目の塗布を行いました。
気になっていた浮きもなくなり、表面が綺麗になりました。
ここまでの作業には45分ほどかかっています。
16時間後…
表面は触れるくらいまで固くなり、剥がれて浮いていた部分も固定されています。
ですが穴があったところには、まだ凹みがあり、踵のすり減り部分も補修が不十分……。
手順⑤ 3回目の塗布
固まった上から塗ったので、さらに綺麗に塗ることができました。
完成
ついに完成!
しっかり固まっていて、穴と踵のすり減りが補修されています。
色が「ナチュラル」なので、穴の部分は見えてしまいますが、使っていると汚れてくると思うので気にならなさそうです。
想像以上にきれいに補修できていて、はみ出たところを削ったり、切ったりする必要はありませんでした。
作業開始から40時間かかりました!
補修した靴で歩いてみると……
- 履き心地は違和感なし
- 補修前の変な音(地面を踏んだ時に空気を含むような音)がなくなった
やってみて気づいたこと
- 特有の匂い
- 乾かないうちは修正可能
- 補修剤が垂れにくい
気づき① 特有の匂い
作業中に、補修剤の接着剤のような匂いがありました。
ですがそんなに強烈ではないです。乾かしている時には、あまり感じませんでした。
作業中の換気をお勧めします!
気づき② 乾かないうちは修正可能
チューブから出しても、すぐに固まるわけではないのでゆっくり自分のペースで行えました。
また数分経った後でも、思い通りに形成できなかった部分をヘラや爪楊枝を使って修正できます。
気づき③ 接着剤が垂れにくい
放置していると接着剤が徐々に垂れてきてしまい、せっかく形を整えたのに……となることもありますが、今回は綺麗に固まってくれました。
これなら固まった後に削る作業も少なくなり、手間が省けて優秀だと思います。
綺麗に補修するコツ
- 時間をあけて塗り直す
- 長めに硬化時間を設定
コツ① 時間をあけて塗り直す
靴底の穴の中には、ゆっくり液剤が入り込んでいきます。
私の場合は、靴底の穴が大きく、時間が経過すると補修したはずの表面が凹んでいました。
何度も塗り直すことで、凹みを綺麗に修正することが可能です。
コツ② 長めに硬化時間を設定
穴の補修となると、使用する補修剤の量が多くなります。
一晩で触れても大丈夫な程度には固まったのですが、変形しないくらいの硬さが出るまでは、記載されている時間よりも長めにとったほうがよさそうでした。
補修剤を使うデメリット
- 剥がれている部分に補修剤が入りにくい
- 時間がかかる
デメリット① 剥がれている部分に補修剤が入りにくい
穴の部分は液剤が入りにくく、付属のヘラだけでは難しいと感じました。
竹串や爪楊枝を使って中に液剤を流し込むように、工夫する必要があります。
デメリット② 時間がかかる
私の場合は作業や硬化時間を含めて、2日弱かかりました。
時間に余裕がある時に行うのが良いですね。
まとめ
今回初めてスニーカーを補修してみました!
この記事で書いたことはこちら↓
果たして、どのくらい丈夫なのか…
今後、耐久性をみていきたいと思います!